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おすすめのバレエ その5「ジゼル」ロマンティック・バレエの代表作、儚げなジゼルがとても切ないです

純愛を貫くジゼルの姿は、涙を誘います

バレエ「ジゼル」は、全2幕で構成されています。

1幕は昼間の村で、明るく陽気な村人たちなど生きている人々がメインの場面です。反対に2幕は暗い夜の森の場面、静寂で生霊のような、恨みを抱いて亡くなった乙女たちの棲む暗い世界。

1幕での村娘ジゼルが、幸せな生活を送っていたところ、彼女に好意を寄せていた青年の暴露により、恋人が実は身分を偽っていて他に婚約者がいると知り狂乱の中死んでいくくだりがとてもかわいそうで胸が痛くなります。

そして、2幕ウィリー(結婚をする前に亡くなった若い娘の精霊の名前で、若い男性に獲りついて殺してしまう)となったジゼルたちのほとんどトゥシューズの音がしない群舞は、本当に生身の人間が踊っているのかと思うほどの迫力です。

生と死を強調した舞台は、一度見ると何度もみたくなる普段の生活では体験ができない貴重な演目だとおもいます。(新国立劇場バレエ団、見どころ&ものがたりより抜粋)

新国立劇場バレエ団のYouTubeより

「オペラハーツ」副編集長

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