フランス発のコミカルで庶民的なバレエ『ラ・フィユ・マル・ガルデ』(別名『リーズの結婚』)のあらすじや見どころを解説
5.バレエ『ラ・フィユ・マル・ガルデ』近々の舞台、おすすめのDVD
2022年6月以降に開催される『ラ・フィユ・マル・ガルデ』の舞台や、おすすめのDVDをご紹介します。
NBAバレエ団(7月9日、10日)
2022年7月9日(土)・10日(日)に、NBAバレエ団がニジンスカ版『ラ・フィユ・マル・ガルデ』の全幕を新国立劇場で上演します。(同時上演『ブルッフヴァイオリン協奏曲 第一番』)
コーラス役として、2014年のローザンヌ国際バレエコンクール第1位で、元パリ・オペラ座契約団員の二山治雄さんがゲスト出演します。
詳細については、NBAバレエ団の公式HPをご覧ください。
※記事公開時点での情報です。変更になる可能性があります。
アシュトン版『ラ・フィユ・マル・ガルデ』のDVD
『ラ・フィユ・マル・ガルデ』は上演するバレエ団が少なく、なかなか生でお目にかかれる機会がありません。
そこで、アシュトン版の『ラ・フィユ・マル・ガルデ』のDVDをご紹介します。
ご紹介するのは、英国ロイヤルバレエ団の『ラ・フィユ・マル・ガルデ』です。大人気スターであるマリアネラ・ヌニェスとカルロス・アコスタが主演を務めており、2人の踊りはもちろんのこと、シモーヌやアランなど脇役の演技にも大注目です。
6.庶民的で親しみやすいバレエ『ラ・フィユ・マル・ガルデ』を観てみよう!
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
『ラ・フィユ・マル・ガルデ』のストーリーや見どころをお分かりいただけたのではないかと思います。
『ラ・フィユ・マル・ガルデ』は踊りや音楽、コミカルな演技に元気をもらえる作品。「楽しいバレエ作品を観たいとき」「鬱々とした気分を吹き飛ばしたいとき」にもぴったりの作品です。
また、コミカルで庶民的なストーリーなので、バレエ観劇初心者におすすめしたい作品でもあります。
ぜひ一度『ラ・フィユ・マル・ガルデ』を観劇し、文化的に裕福で楽しい時間を体験してみてくださいね。
7.『ラ・フィユ・マル・ガルデ』関連
『ラ・フィユ・マル・ガルデ』では、シモーヌがリーズとコーラスの恋仲に反対し、お金持ちの息子アランと結婚させようとしていました。
このように、バレエやオペラでは恋仲を許さず、親が決めた結婚を無理強いするというストーリーがたびたび見られます。
例えば、本サイトでもご紹介したバレエ『ロミオとジュリエット』や『ドン・キホーテ』などです。
また、オペラ『ランメルモールのルチア』では、敵対する家に生まれたルチアとエドガルドというカップルが、ルチアの兄エンリーコの策略により別れてしまい、ルチアはアルトゥーロという婚約者と結婚させられます。
どの作品でも恋仲に反対されることで、さらに2人の愛が深まり、ストーリーにもドラマチックさや深み、悲劇性が増していきます。
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