ロシア・オペラの不朽の名作、チャイコフスキーの『エフゲニー・オネーギン』〜あらすじや曲を紹介〜
5.オペラ『エフゲニー・オネーギン』公演・上映予定
新国立劇場でオペラ『エフゲニー・オネーギン』が公演されます!
期間は2024年1月24日(水)~2月3日(土)の4日間。
日本語字幕でじっくりオペラ『エフゲニー・オネーギン』を鑑賞できます。
2024年1月24日(水)~2月3日(土)
新国立劇場オペラ『エウゲニ・オネーギン』
会場:新国立劇場 オペラパレス
開演:
2024年1月24日(水)18:30
2024年1月27日(土)14:00
2024年1月31日(水)14:00
2024年2月3日(土)14:00
★チケット料金
29,700円〜7,700円
6.ピョートル・チャイコフスキーの略歴
チャイコフスキーの肖像(1881年ボリショイ劇場の『エフゲニー・オネーギン』初演告知ポスター)、出典:Wikimedia Commons
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893)は、世界中で大変人気のある作曲家です。3大バレエ音楽を始め、交響曲や協奏曲が非常に有名です。
ところが、オペラ作曲家としてはあまり知られていないかもしれません。10作超のオペラを手がけているのですが、現在も上演機会があるのは『エフゲニー・オネーギン』のほか『スペードの女王』、『イオランタ』ぐらい。しかし、これらの作品はロシア・オペラの代表作と見なされ、重要な位置を占めています。
[1840年 0歳]
5月26日、ロシア帝国ヴォトキンスクに生まれる。
[1850年 10歳]
サンクトペテルブルクの法律学校に入学。
[1859年 19歳]
法務省に勤務。
[1862年 22歳]
ペテルブルク音楽院入学。
[1863年 23歳]
法務省辞職。
[1866年 26歳]
モスクワ音楽院教授に就任。
[1868年 28歳]
交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。
[1869年 29歳]
初のオペラ『地方長官』初演。
[1870年 30歳]
幻想的序曲『ロメオとジュリエット』初演。
[1875年 35歳]
『ピアノ協奏曲第1番』ハンス・フォン・ビューローのピアノでアメリカで初演。
[1876年 36歳]
フォン・メック夫人との文通始まる。
[1877年 37歳]
オペラ『エフゲニー・オネーギン』の制作着手。バレエ『白鳥の湖』初演。アントニーナ・ミリューコヴァと結婚。
[1878年 38歳]
オペラ『エフゲニー・オネーギン』初演。『交響曲第4番』初演。
[1881年 41歳]
オペラ『オルレアンの少女』初演。『ヴァイオリン協奏曲』初演。
[1882年 42歳]
序曲『1812年』初演。
[1888年 48歳]
『交響曲第5番』初演。
[1890年 50歳]
オペラ『スペードの女王』初演。バレエ『眠れる森の美女』初演。
[1891年 51歳]
オペラ『イオランタ』初演。
[1892年 52歳]
バレエ『くるみ割り人形』初演。
[1893年 53歳]
交響曲第6番『悲愴』初演。11月6日死去。
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