極上のロマンティック・オペラ、プッチーニ『ラ・ボエーム』〜あらすじや曲を紹介〜

５.オペラ『ラ・ボエーム』公演・配信情報

新国立劇場で開場25周年記念公演として『ラ・ボエーム』が上演されます。

2003年の初演より再演を重ねてきた粟國淳演出の『ラ・ボエーム』は映画を観ているかのような美しい舞台。物語の分かりやすさも相まって、観劇初心者の方でも純粋に楽しめる公演です。

期間は6月28日(水)〜7月8日(土)の５日間。
日本語字幕でじっくりオペラ『ラ・ボエーム』を鑑賞できます。

また、今回の公演は新国立劇場では初となる有料ライブ／オンデマンド配信も予定されています。

劇場へのお出かけが難しい方も、ご自宅での観劇が可能です。

2023年6月28日(水)〜7月8日(土)
新国立劇場 開場25周年記念公演
『ラ・ボエーム』
会場：新国立劇場 オペラパレス

チケット料金
24,200円〜4,400円

詳しくは：新国立劇場

【配信日程】

①ライブ配信日：2023年7月2日(日)14:00
※終演後7月4日(火)23:59まで見逃し配信あり。見逃し配信ではライブ配信をそのまま再生。

②オンデマンド配信期間：2023年7月16日(日)10:00～8月12日(土)22:00

【配信情報WEBサイト】
新国デジタルシアター
https://www.nntt.jac.go.jp/stream/

６.ジャコモ・プッチーニ

ジャコーザ（左）、プッチーニ（中央）、イッリカ（右）
出典：Wikimedia Commons

イタリア・オペラの大作曲家プッチーニ。名作オペラを数多生み出したヒットメーカーです。

中でも、『ラ・ボエーム』、『蝶々夫人』、『トスカ』の３作は、三大傑作オペラとして現在に至るまで高い人気を誇っています。この三大オペラはいずれも、ジュゼッペ・ジャコーザ（1847-1906）とルイージ・イッリカ（1857-1919）の、２人の台本作家との協働体制によって生まれました。

こだわりが強いプッチーニと自己主張の強いイッリカによる激しい意見の衝突を、温厚なジャコーザが取りなしながらまとめ、「黄金トリオ」と呼ばれた３人。しかし、ジャコーザが亡くなるとプッチーニとイッリカの関係は一気に冷え込み、この体制は解消しました。

プッチーニのオペラ作品では、『トゥーランドット』『蝶々夫人』もご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください！

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