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プレビュー :「ZENITH of BALLET─至高の舞─」2026年1月30日(金)〜2/1日(日) Bunkamuraオーチャードホール

世界最高峰のバレエが見たい方に

世界のトップカンパニーからプリンシパルたちが集合


世界の5大バレエカンパニーと言われているカンパニーがあり、パリ・オペラ座バレエ団、英国ロイヤル・バレエ団、アメリカン・バレエ・シアター、マリインスキー・バレエ、ボリショイ・バレエ団がそう呼ばれています。

ベルリンの壁が崩壊しロシアはじめ旧東側のバレエダンサーが世界中のバレエカンパニーへ飛び出しました。また近年のグローバル化から南米やアジア出身のダンサーも世界中のカンパニーに所属し研鑽を積んでいます。

その中でも、不動のトップカンパニーが5大カンパニーです。

今回初めて開催される「ZENITH of BALLET」はパリ・オペラ座バレエ団、英国ロイヤル・バレエ団、マリインスキー・バレエからプリンシパルがやってきます。まさにトップ・オブ・トップス、ZENITH=頂点、至高のダンサーたちです。

ただのガラでなくダンサーたちにとっても刺激になるような内容

参加するのはオペラハウスで主役を踊っている人たちからベジャール・ローザンヌ・バレエの芸術監督を務めていたジル・ロマン、英国ロイヤル・バレエ団の元プリンシパルであるエドワード・ワトソンも参加、新作を披露したりします。ロマンはマリインスキー・バレエのプリンシパルであるディアナ・ヴィシニョーワとモーリス・ベジャール振付の『椅子』を踊ります。これは第16回世界バレエフェスティバルにてアレッサンドラ・フェリとロマンが踊り大変な評判となったことのアンコールの意味もあるのかもしれません。ワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』の音楽で踊られるこの作品、今回の見どころの一つです。

また、ペアで踊るパ・ド・ドゥが多い中、J.S.バッハの『無伴奏チェロ組曲』第1番にのせて踊られるジェローム・ロビンス振付の『ダンス組曲』を、パリ・オペラ座バレエ団のエトワールであるユーゴ・マルシャンがソロで踊ります。なかなか鑑賞する機会のないマルシャンのソロ、これも楽しみです。

さらに現在、ロシアのカンパニーは来日しないので、ロシアのカンパニーに所属するダンサーのパフォーマンスを経験できるのは貴重な機会となることでしょう。

さらに、毎公演、異なる出演者と演目を上演するそうで、それは公演当日に発表されるとのこと。こういうサプライズもワクワクして楽しいですね。

久しぶりのトップ・ダンサーたちによるガラ公演、3公演限りなのでチケット入手はお早めに。

予定される出演者

ウィリアム・ブレイスウェル(英国ロイヤル・バレエ団)

ユーゴ・マルシャン(パリ・オペラ座バレエ団)

永久メイ(マリインスキー・バレエ)

マリアネラ・ヌニェス(英国ロイヤル・バレエ団)

ジル・ロマン

高田 茜(英国ロイヤル・バレエ団)

ディアナ・ヴィシニョーワ(マリインスキー・バレエ)

エドワード・ワトソン

プログラム

『眠れる森の美女』より第3幕のグラン・パ・ド・ドゥ
振付:マリウス・プティパ 
音楽:ピョートル・チャイコフスキー
マリアネラ・ヌニェス、ウィリアム・ブレイスウェル

『ジゼル』より第2幕のパ・ド・ドゥ
振付:マリウス・プティパ 
音楽:アドルフ・アダン
マリアネラ・ヌニェス、ユーゴ・マルシャン

『ダンス組曲』
振付:ジェローム・ロビンス 
音楽:ヨハン・セバスティアン・バッハ
ユーゴ・マルシャン

『A Single Man』より抜粋(日本初演)
振付:ジョナサン・ワトキンス 
音楽:ジョン・グラント
エドワード・ワトソン

『新作予定』
高田茜、エドワード・ワトソン

『新作予定』
振付:ヨースト・フルーエンレイツ
ジル・ロマン

『椅子』
振付:モーリス・ベジャール
音楽:リヒャルト・ワーグナー
ディアナ・ヴィシニョーワ、ジル・ロマン

フィナーレ
全員 
ほか


公演情報
2026年1月30日(金) 19:00
    1月31日(土) 18:30
    2月1日(日) 14:30
会場:Bunkamuraオーチャードホール
チケット料金:20,000〜7,000円

詳しくは:NBS

エディター・ライター 出版社勤務を経てフリーランスのエディター、ライターとして活動中。 クラシック音楽、バレエ、ダンスを得意ジャンルとする。

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