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プレビュー:貞松・浜田バレエ団 創作リサイタル37「Decadance」兵庫公演、埼玉公演 3/20~3/29

神戸を拠点に活動し、昨年創立60年を迎えた伝統あるバレエ団がオハッド・ナハリン作品を上演

貞松・浜田バレエ団がナハリン振付『Decadance』をバレエ団として初演します。日本で唯一ナハリン作品をレパートリーにもつこのバレエ団による公演は、久しく日本で上演されていないオハッド・ナハリンの作品に触れられる機会であること、さらに彩の国さいたま芸術劇場でも公演を行うことが話題となっています。

神戸を拠点とする勢いのある老舗バレエ団

貞松・浜田バレエ団は1965年に結成され、古典バレエ作品を大切に踊り継いでいる伝統あるバレエ団です。クリスマスシーズンに行われる『くるみ割り人形』は2バージョンあり、ホワイエではクリスマスマーケットが開かれるなど、親子あるいは三代にわたって愛されている人気のバレエ団です。

このバレエ団は古典だけでなく「創作リサイタル」という同時代の作品を発表する公演も長らく続けています。オリジナルに加え、最近は名だたる振付家の作品にも挑戦しています。そのほか、今年はスターダンサーズ・バレエ団のレパートリーである『バレエ・ドラゴンクエスト』を上演する予定もあり、元気で勢いのある注目のバレエ団なのです。

久々のオハッド・ナハリン作品上演

撮影:田中みずき

彩の国さいたま芸術劇場でも公演を行うことには特別な意味があります。オリジナルのトレーニング・メソッド「Gaga」を 開発し、自ら率いるバットシェバ舞踊団にて精力的に作品を発表している振付家、オハッド・ナハリン。バットシェバ舞踊団は彩の国さいたま芸術劇場に何度も来日して公演を行い、その度に大変話題になる刺激的なパフォーマンスを披露してきた経緯があるのです。コロナ禍などの理由によりバットシェバ舞踊団の来日が途絶えている今、ナハリン作品を体験できる貴重な機会となります。

上演される『Decadance』は、ナハリンの過去の多くの作品から引用し再構成して新たな作品として作り上げたという特徴があります。今回、この作品は貞松・浜田バレエ団のために新たにナハリンが再構成したオリジナルな『Decadance』となっています。長年の両者が築いてきた信頼関係の素晴らしい結晶といえます。
兵庫県芸術文化センターでは2回、彩の国さいたま芸術劇場は1回の公演です。どうぞお見逃しなく。


貞松・浜田バレエ団 創作リサイタル37「Decadance」
公演情報
兵庫公演
3月20日(金・祝)、21日(土) 開場14:15 開演15:00 上演時間65分予定(休憩なし)
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール 
チケット料金:5,000円~4,000円 学生席 2,000円
※学生席は貞松・浜田バレエ団へお問合せください
埼玉公演
3月29日(日) 開場13:30 開演14:00 上演時間65分予定(休憩なし)
会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
チケット料金:5,000円~4,000円 U25 2,500円

詳しくは:貞松・浜田バレエ団

エディター・ライター 出版社勤務を経てフリーランスのエディター、ライターとして活動中。 クラシック音楽、バレエ、ダンスを得意ジャンルとする。

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