• HOME
  • おすすめバレエ
  • プレビュー:東京バレエ団『白鳥の湖』2024年4月26日(金),27日(土),28日(日),29日(月・祝) 東京文化会館

プレビュー:東京バレエ団『白鳥の湖』2024年4月26日(金),27日(土),28日(日),29日(月・祝) 東京文化会館

2024年4月26日(金)〜29日(月・祝)
東京バレエ団

『白鳥の湖』

主役に初役のダンサーも登場
快進撃を続ける東京バレエ団が贈る『白鳥の湖』

創立60周年記念公演の第5弾
静謐な世界が広がる美しいバレエ

白鳥の湖より©Kiyonori Hasegawa

バレエといえば『白鳥の湖』。定番の作品ゆえ、カンパニーごとにそれぞれこだわりの演出・振付でお客さんを魅了します。

東京バレエ団はブルメイステル版をレパートリーとしています。オーソドックスですがドラマティックな展開で、最後は悲劇で終わります。見せ場はしっかりと華やかに見せて、夜の湖のシーンは観客も息をひそめそうになるくらい静かで美しく、コール・ド・バレエのレベルも高いです。舞台の進行にメリハリがあり、初心者にも楽しめます。

現芸術監督の斎藤友佳理が就任して間もなくこの版の上演に取り組み、2016年に上演しました。さらにブラッシュアップをし、衣裳、装置も新たに製作して2022年に6年ぶりにまた上演したのでした。

今回は、創立60周年記念公演シリーズの第5弾と銘打っており、カンパニーとしても気合が入っていることでしょう。東京バレエ団は、昨年は、夏にオーストラリアで『ジゼル』を披露、『かぐや姫』(金森穣振付)を全幕世界初演(NHKBSプレミアムシアターで放映)、深い洞察に基づき新たな解釈を加えた新制作の『眠れる森の美女』を上演し、いずれも大成功させています。

ビッグプロジェクトを次々成功させている東京バレエ団、いよいよ『白鳥の湖』を披露します。

初役の主役に期待

白鳥の湖より©Kiyonori Hasegawa

今回は4公演あり、3キャスト組まれています。オデット/オディールとジークフリート王子に、沖香菜子&宮川新大、中島映理子&生方隆之介、榊優美枝&柄本弾という3ペアで踊ります。

沖&宮川は言うまでもなく、二人ともカンパニーを代表するプリンシパル。2回踊ります。中島&生方ペアはどちらも初役です。ここ数年メキメキと実力をつけ、ソロや主役など主要な役を踊りこなしてきた期待の二人、『白鳥の湖』の主役デビューを応援したいです。そしてベテラン柄本弾と組む榊は、昨年の『眠れる森の美女』ではリラの精を踊っていました。注目です。

眠れる森の美女より©Shoko Matsuhashi

今回初役のダンサー

榊優美枝
中島映理子
生方隆之介

上野の森バレエホリデイ期間中の上演

5月の連休の前半に東京文化会館で行われるバレエのお祭りである「上野の森バレエホリデイ」。『白鳥の湖』公演はこの期間に行われます。これまでも「バレエホリデイ」期間中にグランド・バレエの公演は行われてきました。今回特徴的なのは、「はじめての『白鳥の湖』」という親子向けの特別公演が用意されていることです。第3幕をわかりやすい解説付きで上演します。2公演あり、今回の本公演にキャストされている主役が踊ります(榊&柄本と中島&生方)。お子さんに本格的なバレエ鑑賞を体験させてみたいとお考えの方にはこちらにお出かけになると無理せず安心して楽しめることでしょう。(「はじめての『白鳥の湖』」の詳細はこちら

『白鳥の湖』をレパートリーに持たないバレエ団はありません。お客さんも最も多くみたことのある作品でしょう。バレエ団の現在がすべてわかってしまう『白鳥の湖』、いま充実の時を迎え、良い風が吹いている東京バレエ団ですので、素晴らしい公演になることでしょう。

宣材写真| Nobuhiko Hikiji


2024年4月26日(金)〜29日(月・祝)
東京バレエ団『白鳥の湖』
会場:東京文化会館

開演
4月26日(金) 18:30 
27日(土) 15:00
28日(日) 15:00
29日(月・祝) 15:00

チケット料金
14,500円〜3,000円

詳しくは:NBS



エディター・ライター 出版社勤務を経てフリーランスのエディター、ライターとして活動中。 クラシック音楽、バレエ、ダンスを得意ジャンルとする。

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。