プレビュー:3月4日(土)『未来の音 ガラ・コンサート』めぐろパーシモンホール
2023年3月4日(土)
めぐろパーシモンホール開館20周年記念/目黒区制施行90周年記念
未来の音 ガラ・コンサート
勢いのある人気若手ソリストがコンチェルトで華やかに競演
開館20周年を迎えためぐろパーシモンホール
記念公演シリーズの第6弾
都立大学駅から数分で緑が多く広々とした空間が広がる都立大学跡地があります。そこにめぐろパーシモンホールが誕生して、20周年を迎えました。明るく気持ちの良いホールで、音楽だけでなくバレエの公演も行われており、身近なホールとして親しまれています。
20周年をお祝いして昨年から記念イベントのコンサートが行われています。どれも魅力的な若い芸術家が登場しており、ここで生まれたハンサム兄弟の公演もシリーズの一環として1月に公演がありました。
今回ご紹介するのは、シリーズも終盤、第6弾の「未来の音 ガラ・コンサート」です。
若手演奏家によるそれぞれの楽器の代表的なコンチェルト
「未来の音」という若手演奏家のリサイタルシリーズをこのホール(小ホール)では続けています。将来のある、やがて大きく花開くであろうフレッシュな演奏家が、これまで34人(組)、ステージに立ってきました。今回はそのスペシャル版ともいうべきガラ・コンサートです。
すでに人気もあり充実した演奏活動をしている3人と一人の指揮者が登場します。ヴァイオリンの周防亮介、チェロの上野通明、ピアノの岡田奏の3人、そして指揮者は角田鋼亮です。
ヴァイオリン:周防亮介©JUNICHIRO MATSUO|チェロ:上野通明|ピアノ:岡田奏©Makoto Kamiya|指揮:角田鋼亮©Hikaru Hoshi
周防はブルッフの『ヴァイオリン協奏曲第1番』、上野はドヴォルザークの『チェロ協奏曲』、岡田はラフマニノフの『ピアノ協奏曲第2番』を演奏します。
どの曲も人気のコンチェルトであり、この3曲が一度に聴けるのは滅多にないことで、大変魅力的なのです。
それぞれの楽器を代表するようなコンチェルトですから3名はどのようなアプローチで演奏するのか楽しみです。1回のコンサートで3曲のコンチェルトをこなし、ソリストとオーケストラとをまとめ上げる角田のタクトさばきも興味深いところです。
ソリストとオーケストラとが奏でるコンチェルト=協奏曲、一度に3曲、しかも人気の曲を聴ける貴重なコンサートです。ぜひめぐろパーシモンホールへ出かけましょう。
2023年3月4日(土)
『未来の音 ガラ・コンサート』
会場:めぐろパーシモンホール 大ホール
開演:15時
★ チケット料金
5,500円〜3,500円※完売
詳しくは:めぐろパーシモンホール
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