バレエ鑑賞初心者さん必見!バレエ公演の基礎知識やマナー、楽しみ方を解説

2. バレエ公演を楽しむために

バレエ鑑賞を楽しむためには、マナーや服装など、できるだけ不安をなくしてから臨みたいですよね。

初めてのバレエ鑑賞を存分に楽しめるよう、バレエ公演のマナーや楽しみ方を解説します。

2.1 バレエ公演のマナー・服装・持ち物

まず、バレエ公演の服装やマナー、持ち物について、知っておきましょう。

バレエ公演を観に行くときの服装

初めてバレエを観にいく方にとって心配なのが「服装」ではないでしょうか。

結論を申し上げると、日本国内のバレエ公演においては、特に「ドレスコード」はありません

ですので、特別にドレスアップしなくても普段着で大丈夫です。

ただし、バレエは非日常に浸れる世界。
いつもより少しだけおしゃれをしていくと、きらびやかなバレエの世界に入り込みやすくなるのでおすすめです。

個人的におすすめなのは、女性であればきれいめのワンピース。男性であればジャケットや白シャツなどです。

また、劇場内は空調が効いていることが多いため、温度調節がしやすい服装がよいでしょう。
夏であれば、カーディガンやストールを持って行くと「寒くて集中できない」といったことにならないため安心です。
冬であれば膝掛けがあると安心です。

バレエ鑑賞のマナー

バレエ鑑賞において一番大事なマナーは「ほかの観客の邪魔をしないこと」です。

ですから、下記のような行動は絶対NG。バレエ鑑賞に行く前に頭に入れておきましょう。

バレエ鑑賞のNG行動
  • 身を乗り出して鑑賞する(前のめりになる)
  • みだりに音を立てる
  • 客席での飲食
  • 上演中のおしゃべり
  • 上演中のスマートフォン等電子機器の操作、撮影
  • 客席への出入り

上演中は、客席の照明が落とされ、音楽だけが鳴っている状態です。スマートフォンを操作する光や、バッグを漁るガサゴソとした音は鑑賞の邪魔になります。

また「夢中になって気付いたら前のめりになっていた」という事態も避けたいもの。
前のお客さんが前のめりになってしまうと、後ろのお客さんの視界を遮ってしまい、これまた鑑賞の邪魔になります。

そして、上演中は基本的に客席内への出入りは禁止です。
上演に間に合わなかった場合は、休憩時間までロビーで待たなければならないこともあります。

ただし、子ども向けのバレエ公演などは、通常のバレエ公演よりも入退場の制限が厳しくない場合があります。とはいえ、基本的には上演中の出入りは禁止ですので、子ども連れで鑑賞する場合は、入退場についてあらかじめ確認しておくと安心です。

バレエ鑑賞時の持ち物

続いて、バレエ鑑賞時におすすめの持ち物をご紹介します。

まず、必ず持っていかなければいけないのが「チケット」です。

音楽ライブなどではチケットの電子化も進んでいますが、筆者が知る限りバレエ公演での「チケット電子化」はあまり進んでいません。

チケットを忘れたら入場できないため、必ず忘れないように持って行きましょう。(公演によっては、購入者情報の照合により入場できる場合もありますが、忘れないに越したことはありません)

そのほか、下記の持ち物は必須ではありませんが、持っておくとバレエ公演をより楽しめます。

バレエ鑑賞でおすすめの持ち物
  • オペラグラス
  • カーディガンや膝掛けなど、温度調節ができるアイテム(音の出ないもの)
  • プログラムを入れられるA4サイズのバッグ

劇場によっては、有料でオペラグラスの貸し出しを行っていることもあります。
ダンサーの表情や衣装をじっくり見たい方は、ぜひオペラグラスを借りてみましょう。

ただしバレエは、コールド(群舞)のフォーメーションや、周囲の人の演技も素晴らしいもの。
常にオペラグラスを覗くのではなく、全体を鑑賞するのも忘れないようにしてくださいね。

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バレエ歴21年・とあるバレエ教室の現役生徒のまいです! 大好きなバレエの魅力や作品についてご紹介していきます♩

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