【ペレアスとメリザンド ドビュッシー】あらすじで知るお洒落な幻想世界
ココに注目!ペレアスとメリザンド 見どころ
『ペレアスとメリザンド』のあらすじを知ったあなたは、どこが印象的でしたか?実際に観劇すると、情景や音楽の独特な美しさで印象的な場面は変わってくるでしょう。
見どころを知ってから観劇すると、より深く物語に浸れます。
ペレアスとメリザンドの台本
「青い鳥」という童話を知っていますか?
「青い鳥」は、チルチル・ミチルの兄妹が妖精に頼まれて、幸せをもたらす青い鳥を探しに夢の世界を冒険しますが、夢から覚めると飼っていた鳥が青いことに気づき、幸せは身近にあると説くとても有名な作品です。
テレビアニメや劇団四季でも放送、上演されています。そして、オペラの作品も存在しています。
『ペレアスとメリザンド』は、有名な「青い鳥」の作家・劇作家、モーリス・メーテルリンクが書いた物語です。『ペレアスとメリザンド』も彼の魂が込められた作品といえます。
1. ゴローとメリザンドの出会い
美しく謎に包まれたメリザンドは、魅惑の存在です。一体何があって泉で泣いていたのでしょうか?最後まで謎に包まれたメリザンドですが、少しづつメリザンドの心や感性が明らかになっていきます。(YouTube 6分25秒〜)
2. メリザンドが塔で、劇中唯一メロディアスに歌う場面
やはり、1番の見どころは「私は日曜の正午に生まれ」です。『ペレアスとメリザンド』は語りのような朗唱が大半を占めるなか、唯一メロディアスに歌われる曲です。
こちらは、2分14秒で歌が終わります。
〜翻訳された動画もありますので、お好みでご覧ください。〜
3. ゴローが近づく中、愛し合うペレアスとメリザンド
ペレアスとメリザンドが愛し合っている中、ゴローの影が近づいてきます。
ナイフを持ったゴローの目の前で、最後の口づけを交わすペレアスとメリザンド。
この場面は、ゴローの頑固な性格とメリザンドが本当の愛に目覚める瞬間とペレアスの誠実な心を描いています。
第5幕で後悔しつつも納得できないゴロー。
ゴローはどうあるべきだったのか…。
頑固で、相手よりも自分の思いが強くなってしまう性格がこのような事態を引き起こしたのではないでしょうか。(YouTube 2時間30分〜)
実際に『ペレアスとメリザンド』を観てみよう!
『ペレアスとメリザンド』の舞台公演
新国立劇場で『ペレアスとメリザンド』が公演されます!
期間は、2022年7月2日(土)〜7月17日(日)です。
日本語と英語の字幕がついているので、両方の翻訳で楽しむことができます。字幕があれば言葉を把握しながらフランスのオペラ作品が楽しめます。
公演日程は、5日間になっています。
日程 | 開演 |
7月2日(土) | 14時 |
7月6日(水) | 18時30分 |
7月9日(土) | 14時 |
7月13日(水) | 14時 |
7月17日(日) | 14時 |
ペレアスとメリザンドの公演案内はこちらから
→https://www.nntt.jac.go.jp/opera/pelleas-melisande/
他のオペラの公演情報はこちからから
新国立劇場 新国立劇場は東京都渋谷区「初台駅」にあります。 Facebook、Twitter、YouTube、Instagramでも情報を発信しています。会員になる方法と SNSフォローの両方で公演情報を入手できます! https://www.nntt.jac.go.jp/ 二期会 藤原歌劇団 METライブビューイング |
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