初心者向け〜オペラ基本用語集〜
楽曲編
アリア
独唱曲。1人で歌う曲で、特にメロディがしっかりついているもの。『トゥーランドット』の『誰も寝てはならぬ』など、多くのオペラで登場人物の思いの丈を歌い上げる一番の見どころ・聴きどころになります。
重唱(三重唱などの[数字]重唱)
2人以上(各パートに1人)で歌う曲です。アリアとは違って、愛情や友情、敵意や憎悪など相手がいることを前提にした感情や、多数の登場人物の交錯する思惑が歌われ、こちらも見どころ・聴きどころになることがあります。特に恋人役の二重唱などは華やかなものが多いです。
合唱
重唱よりもさらに大人数(パートごとに複数人)で歌う場面です。オペラでは主に群衆や兵隊など、不特定多数のモブキャラクターたちの歌に用いられます。
レチタティーヴォ
日本語では叙唱、または朗唱と言い、語りメインの歌で、状況説明やちょっとした会話などの場面で歌われます。
まとめ
これで観に行ってみたいオペラを選ぶとき、チラシやホームページやプレビュー記事でどんなことを言っているのか、だいたい把握できるようになるのではないかと思います。
もしこの用語があったほうがいいというご意見や、こんな単語がわからないという疑問があれば、記事下部のコメント欄にぜひ書いていってください。
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