レフ・トルストイ『クロイツェル・ソナタ』×ベートーヴェン『クロイツェル・ソナタ』 小説を彩るクラシック#15
レフ・トルストイ
『クロイツェル・ソナタ』ベートーヴェンのバイオリン曲と同名!
レフ・ニコラエヴィチ・トルストイは19世紀のロシアを代表する作家、思想家です。
代表作は『戦争と平和』、『アンナ・カレーニナ』、『復活』など。ドストエフスキーや、ツルゲーネフと共にロシア文学の黄金時代を築きあげた、まさしく文豪という名にふさわしい大作家です。
トルストイは無政府主義的(反権力的)な思索と行動を持ち、影響力の高さから、著作が発禁処分、ロシア正教会を破門になるなどしますが、それでも、自分にとっての「真実」を追求していきます。
『クロイツェル・ソナタ』
1890年、『戦争と平和』と『アンナ・カレーニナ』によって、大作家となっていたトルストイは、ベートーヴェンの有名曲をタイトルとする中編小説『クロイツェル・ソナタ』を発表します。
愛と性をめぐるスキャンダラスな作品です。
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