『巨匠とマルガリータ』ウクライナの小説家ブルガーコフの長編に鳴るオペラ~あらすじと略歴、芸術への影響~小説を彩るクラシック#21
ミハイル・ブルガーコフ
『巨匠とマルガリータ』
劇作家、小説家のミハイル・ブルガーコフは1891年にウクライナの首都キエフに生まれました。
48歳で亡くなるまでロシア史に残る傑作を生みだしましたが、多くの作品はソビエト連邦体制下のもと発禁処分となり、生前はほとんど評価されることはありませんでした。
この投稿をInstagramで見る
代表作は『犬の心臓』『運命の卵』『巨匠とマルガリータ』など。
ユーモアと風刺、圧倒的な構想力とイマジネーションをもった長編『巨匠とマルガリータ』は舞台化や映画化もされ、ロック・バンド ローリング・ストーンズの名曲「悪魔を憐れむ歌」にもインスピレーションを与えました。
また、2019年、初来日(1990年)から21年ぶりの来日公演を行ったことで記憶に新しいエイフマン・バレエ(ボリス・エイフマン率いるロシアの国立バレエ団)は、1982年にエイフマンによってこの小説の世界をバレエ作品化。
現在ではキエフ・バレエ(ウクライナ国立バレエ団)、ボリショイ・バレエ(ロシア国立バレエ団)もバレエ作品化し、公演が行われています。
この記事へのコメントはありません。