気になる公演情報:中野翔太 ピアノ・リサイタルガーシュウィン─音楽の革命児たち

クラシック・ピアニストではあるけれど、即興演奏をし、作曲もし、ジャズ・ピアニストとも共演を重ねる中野翔太。活動の場や形態を限定せず自由に越境している彼のパフォーマンスはとても軽やか、かつユニークで、いつもすごく気になる。チェックせずにはいられない。
今回のソロ・リサイタルではガーシュウィンの作品をメインに(『パリのアメリカ人』と『ラプソディ・イン・ブルー』を含む!)、同時代に生きた作曲家、それも音楽のジャンルにとらわれない試みを続けた作曲家の作品で構成されている。その結果、ポピュラーな曲が並び、誰でも気軽に親しめる内容になっている。彼自身が編曲を施した作品、そして狭間美帆の世界初演作品のお披露目もあり、楽しみだ。
ガーシュウィン: パリのアメリカ人
ガーシュウィン: ラプソディ・イン・ブルー
ガーシュウィン: 3つの前奏曲
サティ: ジムノペディ 第1番
ラヴェル: 亡き王女のためのパヴァーヌ
ガーシュウィン(中野翔太編曲): サマータイム
ジョビン(中野翔太編曲): イパネマの娘
坂本龍一: 戦場のメリークリスマス
挾間美帆: ブルー・ペガサス〔世界初演〕
開演:3月22日(土)13:30開演
会場:神奈川県立音楽堂
料金:5,000円
詳しくは:神奈川芸術協会
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