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プレビュー 牧阿佐美バレヱ団『眠れる森の美女』12月2日(土)~3日(日)東京文化会館

2023年12月2日(土)〜3日(日)
牧阿佐美バレエ団

チャイコフスキー三大バレエを一年で上演するプロジェクト第二弾とびきりのゲストを迎えて

チャイコフスキー三大バレエ作品の中で最も豪華絢爛で規模が大きい『眠れる森の美女』

牧阿佐美バレヱ団は今年度、チャイコフスキー三大バレエ、すなわち『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』を一挙に上演するというドリーム・プロジェクトを展開しています。

第2弾は『眠れる森の美女』。豪華絢爛な絶対王政の宮廷が舞台で、重要な役を担う登場人物も多く、とにかくクオリティの高いダンサーを要しますし、財政的にもタフなバレエ団でないと上演することができない大掛かりな作品です。

牧阿佐美バレヱ団初登場のビッグ・ゲストマリアネラ・ヌニェスとワディム・ムンタギロフ、エリザベス・マクゴリア

実は今年は、日本では『眠れる森の美女』の公演ラッシュで、他のカンパニーでもそれぞれ気合いの入った『眠れる森の美女』を上演しています。牧阿佐美バレヱ団では、とっておきのゲストが登場します。

英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパル、マリアネラ・ヌニェスとワディム・ムンタギロフの二人です。大ベテランになっても愛らしさのあるヌニェスと正統派王子様であるムンタギロフ、二人は夢のようなおとぎ話の世界を舞台上に作り出してくれることでしょう。2公演の両方に出演するのも嬉しいことです。

さらに王妃(2日)とカラボス(3日)に英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパル・キャラクター・アーティストであるエリザベス・マクゴリアンが登場します。気高く美しいステージが実現することでしょう。

重要な役どころであるリラの精には佐藤かんな、三宅里奈、宝石役は清瀧千晴、カラボスに菊地研が登場します。さらにブルーバードには大川航矢と水井 駿介、フロリン王女には阿部裕恵と光永百花が務めます。

カンパニーが総力を上げて取り組むグランド・バレエ『眠れる森の美女』、楽しみですね。


Photo by 鹿摩隆司

2023年12月2日(土)〜3日(日)
牧阿佐美バレエ団『眠れる森の美女』
会場:東京文化会館

開演
12月2日(土) 15:00
3日(日)15:00

チケット料金
16,000円〜5,000円(U25 3000円)

詳しくは:牧阿佐美バレエ団



エディター・ライター 出版社勤務を経てフリーランスのエディター、ライターとして活動中。 クラシック音楽、バレエ、ダンスを得意ジャンルとする。

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