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プレビュー:2022年6月11(土)・12日(日)牧阿佐美バレヱ団 ノートルダム・ド・パリ

牧阿佐美バレヱ団
「ノートルダム・ド・パリ」

ローラン・プティの傑作「ノートルダム・ド・パリ」を6年ぶり、2キャストで上演

ローラン・プティという20世紀を代表する振付家は、傑作を次々に生み出し、彼が振り付けた「コッペリア」「カルメン」「こうもり」「アルルの女」などは世界中で踊り継がれています。

牧阿佐美バレヱ団は、「アルルの女」「若者と死」「ピンク・フロイド・バレエ」などプティの9作品をこれまでに上演しています。
日本初演のものも多く、「デューク・エリントン・バレエ」は牧阿佐美バレヱ団創立45周年を記念してプティに委嘱した作品で、2001年に世界初演を果たしました。

今回、1998年に日本初演を成功させた「ノートルダム・ド・パリ」を6年ぶりに上演することになりました。日本では牧阿佐美バレヱ団だけが上演を許可されている作品です。
ヴィクトル・ユゴーの小説をバレエ化したこの作品は、パリ・オペラ座バレエ団のために作られ、1965年に初演されました。

プティはエスメラルダを主役にするのではなく、カジモドを主役に据えました。深遠な人物描写により、カジモド、エスメラルダ、フェビュス、フロロの4人が物語を紡いでいきます。
衣裳はイヴ・サン=ローラン音楽は、「アラビアのロレンス」「ドクトル・ジバゴ」などの映画音楽でアカデミー作曲賞を受賞したモーリス・ジャールが担当、夢のようなコラボレーションでスペクタクル性抜群の舞台になっています。

今回初日では、フェビュス役アルマン・ウラーゾフを除いてはバレヱ団のメンバーのみで上演します。
カジモドをプリンシパルの菊地研、エスメラルダを初役となるプリンシパルの青山季可が踊ります。

菊地はプティから才能を認められており、プティの存命中は直接指導を受けていました。カジモドももちろん演じたことのあるベテランです。
他にフロロに水井駿介(11日)、ラグワスレン・オトゴンニャム(12日)が出演します。


du Lundi 30 juin au Mercredi 14 juillet 2014

そして12日にはゲストを迎え、カジモドにパリ・オペラ座バレエ団のエトワール、ステファン・ビュリオンが、そしてエスメラルダにはローマ歌劇場バレエ団のエトワール、スザンナ・サルヴィが登場します。
スザンナ・サルヴィはこの公演のあと、7月に自分のカンパニーでエスメラルダを踊る予定になっており、気合いは十分でしょう。
フェビュス役は両日ともアルマン・ウラーゾフ(国立アスタナ・オペラ・バレエ団プリンシパル)が務めます。

カンパニーが一丸となって取り組む初日と豪華なゲストを迎える2日目、どちらも魅力的なので、見比べてみたくなります。

文:結城美穂子


6月11日(土)、6月12日(日)
会場:東京文化会館 大ホール

開演:6月11日(土)15時30分
6月12日(日)14時
チケット料金:2000円〜15000円

詳しくは:牧阿佐美バレヱ団公式HP


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エディター・ライター 出版社勤務を経てフリーランスのエディター、ライターとして活動中。 クラシック音楽、バレエ、ダンスを得意ジャンルとする。

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