バレエの名作『白鳥の湖』を徹底解説!「初演失敗説」や演出の違いについても深掘りしました
6. バレエ『白鳥の湖』で有名な音楽
『白鳥の湖』は音楽もとても有名です。
バレエを観たことがない人でも「ターン♪タラララーン♪」というテーマ曲は聴いたことがあるはず。
そんな『白鳥の湖』で特に有名な音楽を選んでみました。
6.1 情景
『白鳥の湖』といえば、情景が最も有名でしょう。
第2幕の冒頭で演奏され、まるでこれから始まる悲劇を表しているかのような曲です。
この「情景」は、X JAPANのYOSHIKIさんがたびたび演奏することでも知られています。
ほかにも、つんく♂さん(Vocal:針尾ありささん)や、寺内タケシとバニーズなどによりさまざまなアレンジがされており、「バレエ音楽の代表」といえるでしょう。
つんく♂さんの『白鳥ROCK』は、タイトルどおりロック調にアレンジされており、つんく♂さん作詞による歌詞があるなど、クラシック音楽とはひと味違った「情景」が楽しめます。
6.2 ワルツ
こちらは、第1幕のジークフリート王子の成人を祝うパーティーで踊られるワルツです。
お祝いの場面にふさわしい明るく華やかな音楽で、優雅さや壮大さも感じさせます。
6.3 4羽の白鳥の踊り(小さな白鳥たちの踊り)
第2幕で踊られる4羽の白鳥(小さな白鳥たち)の踊りは、CMやテレビなどでも度々使われる人気曲です。
軽快なリズムに合わせて休むことなく動くこの踊りは、非常にハードなことでも知られています。
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