バレエの名作『白鳥の湖』を徹底解説!「初演失敗説」や演出の違いについても深掘りしました
7.バレエ『白鳥の湖』近々の舞台
2023年4月にかけて上演される『白鳥の湖』の舞台をご紹介します。
なお、公演情報は記事公開時点での情報です。変更等の可能性があります。
7.1【4月29日・30日】 牧阿佐美バレエ団
2023年4月29日、30日ゴールデンウイークに上演されます。初めて見る人にはおすすめです。
会場:文京シビックホール
チケット料金:13,000円~4,000円
7.2【6月10日~18日】 新国立劇場バレエ団
英国の振付家ピーター・ライト氏の振付によるもので、英国らしい演劇的要素が盛り込まれた作品です。
8. まとめ
バレエを代表する作品『白鳥の湖』について、そのあらすじや演出などを深掘りしました。
バレエを観たことがない方も、何度も『白鳥の湖』を観てきたというバレエファンの方にも改めて『白鳥の湖』の魅力をお分かりいただけたのではないかと思います。
ぜひ、これを機に『白鳥の湖』を鑑賞し、文化的に裕福な気持ちを味わってみてはいかがでしょうか。
異なる演出を観て、演出の違いに思いを馳せるのもおすすめですよ。
9. 『白鳥の湖』関連
『白鳥の湖』は映画やアニメなど、多彩な広がりを見せています。
『白鳥の湖』に関連する作品をご紹介しましょう。
9.1 映画
『白鳥の湖』を題材にした映画としては、草薙剛さん主演の『ミッドナイトスワン』や、ナタリー・ポートマン主演の『ブラック・スワン』が有名です。
『ミッドナイトスワン』ではトランスジェンダーと被虐待児を題材にしており、『ブラックスワン』では、オデット/オディールを演じることになったバレエダンサーの苦悩を描いていて、『白鳥の湖』はどちらでもストーリーの重要なキーワードとして登場します。
9.2 アニメ
『世界名作童話 白鳥の湖』は、「愛は魔法に勝つか」というキャッチコピーをかかげたアニメです。
バレエ『白鳥の湖』のストーリーを元に、オデットが白鳥に変えられたのは悪魔ロットバルトの求婚を断ったためなど、ストーリーがより分かりやすく整理されています。
1994年に公開されたアメリカの映画『スワン・プリンセス/白鳥の湖』も、白鳥の湖を題材にしたアニメーション映画です。
この映画は、ウォルト・ディズニー・スタジオに長年在籍していたリチャード・リッチ氏が独立後に監督を担い、リッチ氏を筆頭に元ウォルト・ディズニー・スタジオのスタッフによって制作されています。
また、コンピュータを使わず、完全に手描きで作られた最後期の長編アニメーション映画としても有名です。
4年半もの長い年月をかけて制作されており、公開後の1995年にはアニー賞 長編作品賞を受賞しました。白鳥の湖からおおまかなあらすじを引用していますが、冒険活劇らしさを強めてアレンジされています。
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