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美しく悲しいバレエ『ロミオとジュリエット』のあらすじや見どころ、振り付け師ごとの違いを解説

5.恋愛に悩む女性に贈るおすすめの『ロミオとジュリエット』のバレエ音楽

ここで、『ロミオとジュリエット』のバレエ音楽の中から恋愛に悩む女性を癒やしてくれるような作品をご紹介します。

5-1.
明るい気分になりたいときに聴いてほしい音楽

こちらはジュリエットが初めて登場するシーンです。明るく軽やかな音楽に乗せてまだあどけなさの残るジュリエットが乳母とたわむれています。

悲しい旋律の音楽が多い『ロミオとジュリエット』の中で、明るく楽しい気分になれるシーンです。

こちらは、ロミオ、マーキューシオ、ベンヴォーリオの3人がキャピュレット家の舞踏会に忍び込むシーンです。

若い青年たちが楽しそうに企んでいる様子が音楽にも現れていますよね。聴いているこちらまで楽しくなってしまいます。

5-2.
美しいメロディーに浸りたいときに聴いてほしい音楽

やはり外せないのがバルコニーシーンです。ロミオとジュリエットの気持ちの高ぶりに合わせて音楽もどんどん高まっていきます。

恋が始まるときの高揚感や恋の楽しさ・美しさが感じられる美しい曲です。恋に嫌気が差しているような人でも「もう一度恋をしてみたい」と思うほど、気持ちを高めてくれるでしょう。

6.恋愛に悩む女性に贈る名場面

悲しい恋、成就しない恋、世の中にはさまざまな恋があります。恋愛に悩む女性におすすめしたいバレエやオペラ、ミュージカルの名場面・セリフをご紹介します。

愛の形は人それぞれ

こちらの動画は『ジゼル』の第二幕終盤のシーンです。自分を裏切ったアルブレヒトが幽霊(ウィリ)たちに殺されそうになるのを身を挺して守るジゼル。死してもなおアルブレヒトへの愛を貫く姿は、深い愛を感じさせます。

後悔しない!

こちらはミュージカル『コーラスライン』より「What I Did for Love (愛した日々に悔いはない)」です。この歌の中で「Won’t forget, can’t regret.What I did for love.」(忘れない、後悔しない。愛するもののために尽くしたことを。)という言葉が出てきます。これは、舞台に人生をかけて挑むダンサーの気持ちを歌ったものですが、恋愛にも通ずるものがありますね。

「世の中はすべて冗談」

こちらはオペラ『ファルスタッフ』のラストシーンです。ファルスタッフが2人の女性に同じ文章のラブレターを送るなどして懲らしめられたあと「世の中すべて冗談!」と歌います。このように人生を気楽にとらえたら辛い思いも少しは軽くなりそうですね。

まとめ

恋愛に悩むすべての女性におすすめの『ロミオとジュリエット』についてご紹介しました。セリフがないからこそ感情移入できるバレエを観にいってみませんか。
ジュリエットの情熱的な想いに共感する方もいれば、家柄など周囲のことを考えてヴェローナを去る決意をしたロミオの気持ちに共感する方もいるでしょう。
恋に傷ついた方は、バレエ『ロミオとジュリエット』を観劇して愛の美しさを知り、新たな恋へと向かう原動力にしてください。
そして少し裕福な気持ちで日々を過ごしてはいかがでしょうか。


バレエ「ロミオとジュリエット」が観れる!

2023年6月28日(水)〜7月2日(日)
英国ロイヤルバレエ団『ロミオとジュリエット』
会場:東京文化会館

開演
6月28日(水) 18:30
   29日(木) 13:30*/18:30
   30日(金) 18:30
7月  1日(土) 13:00/18:00
     2日(日) 13:00

*6月29日(木)マチネ公演には3~5階席の一部に学校団体が入ります。

詳しくは:NBS


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バレエ歴21年・とあるバレエ教室の現役生徒のまいです! 大好きなバレエの魅力や作品についてご紹介していきます♩

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