誰もが楽しめるバレエ『ドン・キホーテ』のあらすじや見どころを解説
4.バレエ『ドン・キホーテ』の見どころ
バレエ『ドン・キホーテ』は、バレエを観たことがないという人でも楽しめる作品です。
バレエ『ドン・キホーテ』の見どころをご紹介します。
4.1
舞台はスペイン・バルセロナ!明るくて快活な雰囲気が楽しい
舞台はスペイン・バルセロナ!明るくて快活な雰囲気が楽しい
バレエ『ドン・キホーテ』はスペインの港町バルセロナが舞台です。明るくて賑やかな街の雰囲気が観る人の気持ちも明るくしてくれます。
また、レオン・ミンクス作曲の音楽は、テンポが速く高揚感のある音楽ばかり。舞台の雰囲気と音楽が相まってさらにテンションを上げてくれます。
4.2
初心者でも楽しめる分かりやすいストーリー
初心者でも楽しめる分かりやすいストーリー
バレエ『ドン・キホーテ』は、『眠れる森の美女』や『白鳥の湖』のようなファンタジーな要素がある作品と違って、現実的なストーリーが特徴です。
そのため、マイム(セリフを身体で表すこと)自体の意味を知らなくても何となく想像がつきますし、わかりやすいストーリー展開となっています。
また、誰が観ても「すごい」「難しそう」とわかるダイナミックなバレエで、初心者でも十分に楽しめる作品といえるでしょう。
4.3
”バレエらしさ”とコメディー要素が同時に楽しめる
”バレエらしさ”とコメディー要素が同時に楽しめる
バレエ『ドン・キホーテ』は、コミカルな演技も多く喜劇的に楽しく話が進んでいきます。
一方、第2幕の「夢の場」は、ドン・キホーテの夢の中が舞台です。薄暗い照明の中、美しいチュチュを着たバレリーナたちが踊る姿は、まさに「THEバレエ」。
『ドン・キホーテ』は1つの作品で喜劇的な要素と「バレエらしさ」が同時に楽しめます。
4.4
超絶技巧が盛りだくさん
超絶技巧が盛りだくさん
バレエ『ドン・キホーテ』は随所に盛り込まれた超絶技巧も見どころです。
特に、第3幕の結婚式の場面で繰り広げられるキトリとバジルのグラン・パ・ド・ドゥ(ペアの踊りのこと)は、リフトや高いジャンプ、32回の連続回転(グランフェッテ)などバレエでも難しいテクニックがふんだんに入っています。
超絶技巧が披露されたときには、観客も大きな拍手を送るなど会場全体が盛り上がります。
5.バレエ『ドン・キホーテ』近々の舞台
2023年に上演される『ドン・キホーテ』の舞台をご紹介します。
2023年8月26日(土)、27日(日)
東京バレエ団
子どものためのバレエ「ドン・キホーテの夢」
会場:めぐろパーシモンホール
開演
2023年8月26日(土)11時30分
8月26日(土)15時
8月27日(日)11時30分
8月27日(日)15時
チケット料金:6,000円~2,500円
詳しくは:NBS
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2023年10月20日(金)~29日(日)
新国立劇場バレエ団「ドン・キホーテ」
会場:新国立劇場オペラパレス
開演
10月20日(金) 19時
21日(土) 13時
21日(土) 18時30分
22日(日) 13時
22日(日) 18時30分
24日(火) 13時【貸切】
27日(金) 14時
28日(土) 13時
28日(土) 18時30分
29日(日) 14時
チケット料金:14,850円~4,950円
詳しくは:新国立劇場バレエ団
6. まとめ|バレエ『ドン・キホーテ』は観劇初心者にもおすすめ!
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ここまでお読みいただきありがとうございました。
バレエ『ドンキホーテ』の魅力をおわかりいただけたのではないかと思います。
踊り、マイム、音楽が一体となって表現される、明るく楽しいバレエ『ドン・キホーテ』の舞台を観劇し、文化的に裕福な気持ちを味わってみてはいかがでしょうか。
バレエ『ドン・キホーテ』はストーリーがわかりやすく、観劇初心者にもおすすめの作品です。バレエを観たことがないという方も、バレエ『ドン・キホーテ』を入口として、ぜひ素晴らしいバレエの世界に足を踏み入れてみてくださいね。
7. 「ドン・キホーテ」関連
7.1 『ラ・マンチャの男』
『ラ・マンチャの男』は、セルバンテスの小説『ドン・キホーテ』をもとにして作られたミュージカルです。1965年にブロードウェイで上演され、5年半にも及ぶロングラン公演となりました。
日本では1969年に初演され、九代目松本幸四郎さんの当たり役として知られています。
7.2 交響詩『ドン・キホーテ』
リヒャルト・シュトラウス作曲の交響詩『ドン・キホーテ』もセルバンテスの同名小説をもとに作られた音楽作品です。
自分を騎士と思い込んだドン・キホーテが旅に出る様子を音楽で表現しています。小説『ドン・キホーテ』で有名な風車とドン・キホーテが対決するシーンは、風を弦楽器のトリルで表現するなど、物語の流れを楽器で表現しているのが特徴です。
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