小川洋子『ホテル・アイリス』×ショパン『ピアノ協奏曲第1番』~小説を彩るクラシック#24
小川洋子『ホテル・アイリス』
1962年に岡山県で生まれた小川洋子は、幼い頃から読書好きで、自分でも空想を膨らませて物語を書いていました。
早稲田大学文学部に入学して文学サークルに入り、小説について模索の日々を送ります。
卒業後は生まれ故郷の岡山に戻り就職。その後退職をし、結婚。
1988年『揚羽蝶が壊れる時』で第七回海燕新人文学賞を受賞したことを契機に小説家としてデビューします。
その後『妊娠カレンダー』で芥川賞を受賞。代表作『博士の愛した数式』では読売文学賞と本屋大賞を受賞しました。
『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞、『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
多数の著作と受賞歴があり、現在では英語圏やフランスでも訳され、海外でも注目される作家です。映画やドラマになっている作品も多数あり、2021年には紫綬勲章を授かっています。
出典:Wikimedia Commons
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