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オペラあらすじ「魔弾の射手」カール・マリア・フォン・ウェーバー

魔弾の射手|Der Freischütz


作曲:カール・マリア・フォン・ウェーバー
原作:ヨハン・アーベル,フリードリヒ・ウラン共著「妖怪物語」
台本:フリードリヒ・キント
初演:1821年6月18日、ベルリン、王立劇場
構成:全3幕
上演時間:約2時間20分

登場人物

マックス |狩人
アガーテ |マックスの恋人
カスパール|悪魔と契約した狩人
隠者   |森に棲む賢者
ザミエル |悪魔、カスパールにしか見えない

ストーリー

〜悪魔にゆだねられた青年たちの運命〜

彼女と結婚するには射撃大会で優勝しないと!

17世紀の中ごろのボヘミアの森の広場で、浮かない顔をした若い狩人マックス、明日に迫った射撃大会ですがこのところ調子が悪く落ち込んでいます。この大会で腕前を証明しないと森林保護官長の娘、恋人のアガーテと結婚を許してもらえません。

そこへ、同僚のカスパールが禁断の「魔弾」を使えば優勝できると耳打ちします。一度は断りますが、やはり明日の大会に勝つには、狼谷に行って魔弾を手に入れるしかないと心に決めます。

アガーテに会いに行くと、彼女は昼間、隠者から悪いことを避けるためのお守りにと、白いバラを貰ったと話します。アガーテの不安をよそに、マックスは狼谷へと向かいます。

狼谷でついに魔弾を手に入れる!

不気味な森の谷。悪魔ザミエルと契約をしているカスパールは、自分の代わりにマックスを差しだす話を進めていました。
7つのうち6発は命中、7発目は悪魔が行手を決める「魔弾」。カスパールは悪魔に、7発目をマックスの花嫁に当ててくれと頼みます。

谷を降りてきたマックスは、雷鳴とどろく中、カスパールと魔弾を作り始めました。最後の7つ目でカスパールは失神、悪魔に腕をつかまれたマックスはとっさに十字架を切り、悪魔は消えていきます。

最期の1発の魔弾の行方は?

花嫁衣装に身を包んだアガーテは、今朝見た不思議な夢のせいで元気がありません。夢の中で、アガーテは白いハトになって木に止まっていました。マックスが銃を向け、ハトを撃ち落とすと、ハトの姿は消えて自分が血まみれになっていたのでした。

射撃大会が始まり、マックスとカスパールは魔弾を、マックス4発、カスパール3発に分けあい、大会に挑みます。2人の射撃は全て命中。喜んだ侯爵に要望され、マックスが最後の1発を木に止まっている白いハトに向けようとしたその時、アガーテが「そのハトは私」と言って、木へ駆けよりました。

ハトが別の木に飛びうつり、マックスが最後の魔弾を打つと、アガーテが倒れ、カスパールが木から落ちてきます。アガーテは、賢者からもらった白いバラで作った花冠によって護られ無事、弾はカスパールの胸を打ち抜きました。

侯爵に、この不思議な現象のいきさつを話したマックスは、領地からの追放命令を受けます。そこへ隠者が現れ、敬虔なアガーテと禁断の魔弾に手を出したマックスが、今後1年の間清らかに暮らしたなら結婚を許してはどうかと進言します。

侯爵はその進言を受け入れ、皆が神に感謝をして幕が下ります。


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