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プレビュー:新国立劇場オペラ『アイーダ』4月5日(水)〜21日(金) 新国立劇場開場25周年記念公演

2023年4月5日(水)〜21日(金)
新国立劇場開場25周年記念公演

新国立劇場オペラ『アイーダ』

これぞオペラ 開場25周年記念公演

新国立劇場が誇るゼッフィレッリ版

今年、新国立劇場は開場25周年のメモリアル・イヤーを迎えています。数々の魅力的な作品を上演してきましたが、記念公演として選ばれたのはフランコ・ゼッフィレッリ演出のオペラ『アイーダ』です。5年ぶりの上演となります。

演出|フランコ・ゼッフィレッリ

もともと『アイーダ』はオペラ作品の中でも人気の高い演目、しかしそれだけでなくこのゼッフィレッリ版は、格別の贅沢さで極上のオペラ鑑賞を経験することができるのです。映画監督としても知られるゼッフィレッリによるオペラの演出は、決して妥協しないこだわりを貫き、贅のかぎりを尽くした夢のような舞台空間を作り出しています。


『アイーダ』の一番の見どころは第2幕の「凱旋の場」。エチオピアに勝利したエジプト軍が凱旋してくる華々しいシーン、ここでゼッフィレッリは大きく空間を使った舞台美術を施し、300人もの出演者を舞台に上げているのです。

豪華絢爛、想像をこえたど迫力の古代エジプトの世界に観客は圧倒されまくり、ただただ舞台を見つめるのみとなります。

実力派が揃った魅力的なキャスト

『アイーダ』のストーリーは、古代エジプトの王、王女、エジプトで奴隷になっているエチオピアの王女など位の高い人物たちが登場しますが、一人の男性を巡る女性二人、という三角関係を描いています。

最後は悲劇に終わります。その三角関係をリアルに演じる歌手は、豪華でスケールの大きい舞台に負けない歌唱力と演技力が求められます。

アイーダ|セレーナ・ファルノッキア、ラダメス|ロベルト・アロニカ、アムネリス|アイリーン・ロバーツ
アモナズロ|須藤慎吾、ランフィス|妻屋秀和、エジプト国王|伊藤貴之、伝令|村上敏明、巫女|十合翔子

今回アイーダにセレーナ・ファルノッキア、ラダメスはロベルト・アロニカ、アムネリスはアイリーン・ロバーツというスターが登場します。アロニカとロバーツは新国立劇場初登場となります。

そしてアモナズロは須藤慎吾、ランフィスに妻屋秀和、エジプト国王に伊藤貴之、伝令は村上敏明、と磐石のラインナップです。巫女には新国立劇場オペラ研修所からイタリアで研修を積んだメゾソプラノの十合翔子が歌います。彼女は新国立劇場のシーズン公演のデビューとなります。

指揮|カルロ・リッツィ

指揮は、ヴェルディ作品で定評のあるカルロ・リッツィです。2018年の『ファルスタッフ』以来の新国立劇場への出演となります。

今年は奇しくもヴェルディ生誕210年、ゼッフィレッリ生誕100年という節目の年でもあります。

1998年に新国立劇場で初演されたゼッフィレッリ版『アイーダ』。これぞオペラといったスペクタクル性、壮大なスケール、この舞台は一度は経験しておきたい特別な作品です。ゼッフィレッリ版を日本で見ることのできる幸せ……、公演は7回ありますので、ぜひ劇場へお出かけください。

舞台写真|新国立劇場オペラ『アイーダ』2018 年公演より。撮影:寺司正彦


2023年4月5日(水)〜21(金)
新国立劇場開場25周年記念公演
新国立劇場オペラ『アイーダ』
会場:新国立劇場 オペラパレス

開演:
5日(水) 18:00
8日(土) 14:00
11日(火) 14:00
13日(木) 14:00
16日(日) 14:00
19日(水) 18:00
21日(金) 14:00

★ チケット料金
29,700円〜5,500円

詳しくは:新国立劇場


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エディター・ライター 出版社勤務を経てフリーランスのエディター、ライターとして活動中。 クラシック音楽、バレエ、ダンスを得意ジャンルとする。

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