アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル、ラドワン・ムリジガローザス、アトラファイブ『和声と創意の試み』6月19日(金)〜28日(日)彩の国さいたま芸術劇場 大ホール、アマノ芸術創造センター名古屋、ロームシアター京都 サウスホール

日本初演
ヴィヴァルディの「四季」から導く現代の環境問題
待望の来日公演

1983年にベルギーでRosas を立ち上げ、常にシーンの最先端に位置している世界的振付家、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル。モロッコ出身でケースマイケルも設立に関わったブリュッセルの舞台芸術教育機関P.A.R.T.S.(Performing Arts Research and Training Studios)出身の気鋭の振付家、ラドワン・ムリジガとの協働作業による2024年発表の『和声と創意の試み』が日本で上演されます。テーマは春夏秋冬の四季。音楽はヴィヴァルディの「四季」が使用されます。
なぜ作品タイトルが『和声と創意の試み』かというと、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲作品8『和声と創意の試み』は全部で12曲あるのですが、その第1曲から第4曲までがそれぞれ各楽章ソネット付きで「春」「夏」「秋」「冬」と題されています。実はこの4曲をヴィヴァルディは「四季」と名付けてはいないのです。使用楽曲は第1〜4曲の通称「四季」で、季節を題材にしています。
気候変動や自然環境の変化といった環境問題を問う

ケースマイケルはこれまでJ.S.バッハ、ベートーヴェン、マーラー、スティーヴ・ライヒ、マイルス・デイヴィスといった作曲家の曲を使用しており、いずれも緻密で入念な楽曲分析を行い、他の振付家よりも音楽と振付とが密接に関連していることが特徴です。曲の雰囲気とか色彩といったことではなくもっと根本的な音楽の構造、そこから生まれる美学にまでアクセスしています。
音源はバロック・ヴァイオリンの名手アマンディーヌ・ベイエと彼女が率いるリ・インコーニティによる演奏で、ケースマイケルは創作にあたりベイエを音楽分析に迎えました。
ケースマイケルの作品に特徴的な旋回、回転、跳躍などを交えたダンスで、「春」「夏」「秋」「冬」が現代ではどう表現されるのか、注目したいです。
今回はムリジガとの協働で、四季から想起される現代の環境問題も作品のテーマになっています。
音楽愛好家にこそケースマイケル作品はおすすめです。ぜひ最新の「四季」を楽しんでください。
埼玉公演
6月19日(金)19:30
6月20日(土) 14:00
6月21日(日)14:00
会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
チケット料金:8,000〜5,000円、U25 5,000円~2,500円
詳しくは:彩の国さいたま芸術劇場
そのほかの公演
《愛知公演》
6月24日(水)18:30
会場:アマノ芸術創造センター名古屋
料金:S席 8,000〜 6,000円、U25 4,000〜3,000円
詳しくは:愛知県芸術劇場
《京都公演》
6月27日(土)19:00
6月28日(日)14:00
会場:ロームシアター京都 サウスホール
チケット料金:7,000〜5,000円、ユース(29歳以下)3,000円 /18歳以下 1,000円
詳しくは:ロームシアター京都







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