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オペラあらすじ「ナクソス島のアリアドネ」リヒャルト・ゲオルク・シュトラウス

ストーリー

〜悲劇と喜劇、おかしくて美しい人間模様〜

晩餐会の裏舞台

18世紀ウィーンの邸宅。今夜の晩餐会のために作曲したオペラセリア「ナクソス島のアリアドネ」の上演準備に忙しくしている若い作曲家や歌い手たち。

しかし、この悲劇作品上演の後に道化師たちの喜劇が続くと分かり、作曲家、プリマ・ドンナは激怒。音楽教師と舞踏教師は上演辞退だけは避けようと、それぞれに機嫌をとろうとしますが、「オペラセリア」と「喜劇」の面々はお互いに認め合わず言い争いが始まります。

そこへ執事が現れ、邸宅の主人である伯爵からの伝言を両者に伝えて一同騒然。その内容は「庭園で花火を上げる9時までに終演するよう、両方まとめて1つの作品へ変更して上演すること」だったのです。

作曲家、音楽教師、舞踏教師、プリマ・ドンナ、踊り子、テノール歌手、各者の思惑をはらみながら、しかしドラマティックに脚本の書き換えが行われました。このやり取りで踊り子のことをすっかり見直した作曲家でしたが、いざ舞台に駆けてゆく道化師たちを見るや再び絶望して走り去ってしまいます。

そんな中、いよいよ「ナクソス島のアリアドネ」の幕が上がります。

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