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音楽と踊りを純粋に楽しむ抽象バレエ『シンフォニー・イン・C』の構成や制作経緯を解説|23年1月に新国立劇場バレエ団で上演予定

8. 『シンフォニー・イン・C』まとめ

バランシンの『シンフォニー・イン・C』について紹介しました。

『シンフォニー・イン・C』は、ダンサーの動きやフォーメーション、音楽の美しさを存分に堪能できる作品です。

直近では2023年1月に新国立劇場バレエ団が上演します。ぜひ本記事をきっかけに、劇場に足を運び、『シンフォニー・イン・C』を観劇してみてはいかがでしょうか。

9. 関連

バランシン以外のアブストラクト・バレエを2作品紹介します。

9.1 ケネス・マクミラン作『コンチェルト』

ケネス・マクミラン振付の『コンチェルト』は、3楽章構成のアブストラクト・バレエです。
マクミランがドイツ・オペラ・バレエ団(現ベルリン国立バレエ)の芸術監督時代に振り付けました。(1966年初演)

第1楽章は、速いテンポで明るく展開され、第2楽章はロマンチックなアダージオ、第3楽章は再びアップテンポな音楽で、最後には全員が集合する構成など、『シンフォニー・イン・C』に通ずるものがあります。

英国ロイヤルバレエ団やニューヨーク・シティ・バレエ団、小林紀子バレエ・シアターなどがレパートリーとしています。

9.2 フレデリック・アシュトン作『シンフォニック・バリエーション』

『シンフォニック・バリエーション』は、イギリスの振付家フレデリック・アシュトンが1946年に振り付けたアブストラクト・バレエです。

セザール・フランクの『ピアノとオーケストラのための交響的変奏曲』にのせて、男女3組の計6人のダンサーで踊られます。
6人という少人数で作られる作品ながら、バレエの美しさや繊細さ、音楽が持つ叙情性を楽しめる作品となっています。

英国ロイヤルバレエ団のレパートリーとなっているほか、日本ではKバレエカンパニーがレパートリーとしています。


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バレエ歴21年・とあるバレエ教室の現役生徒のまいです! 大好きなバレエの魅力や作品についてご紹介していきます♩

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