プレビュー:東京バレエ団 めぐろバレエ祭りはじめてのバレエ『白鳥の湖』

初めてのバレエ鑑賞はやはり
『白鳥の湖』がおすすめ

今年もめぐろパーシモンホールの全館を使って「めぐろバレエ祭り」が開催されます。

バレエの夏祭りで、縁日はもちろん、バレエダンサーとの写真撮影、東京バレエ団の公開レッスン、子ども向けのバレエ体験「白鳥さんになろう!」、無料で参加できるワークショップなど楽しいイベントが盛りだくさんです。なかでもスーパーバレエMIX「BON踊り」は必見。もちろん参加して踊ることができます。

そんなお祭りの中のハイライトはバレエの全幕公演です。

このバレエ祭りで行われる公演は休憩を含め90分という上演時間なので、初めてのバレエ鑑賞の機会にうってつけです。

「はじめてのバレエ」と銘打たれたこの公演、今年は『白鳥の湖』を上演します。

登場人物の一人が語り役として解説しつつ物語は進行します。

おすすめポイント

毎年行われているめぐろバレエ祭りで行われる「はじめてのバレエ」公演、おすすめしたい点が3つあります。

一つめは、出演ダンサーが本公演と同様、プリンシパルはじめトップのダンサーたちが出演することです。この「はじめてのバレエ」への東京バレエ団の本気度が伝わります。

二つめは、大人だけでも鑑賞できるという点です。子どものバレエ鑑賞デビューの機会として最適な公演ですし、4歳から入場できることもあり、実際そういう親子のお客さんが多いのも事実です。

しかし、大人が一人で鑑賞することも大歓迎です。劇場でバレエを見たことがない、あるいはバレエに関心があるけれど長いし、言葉がないから何が起こっているのかわからなくてついていけなくなると困るな、と思っている大人の方、堂々と行ってみてください。美しい舞台に圧倒されます。

最後の三つめは、今年上演される演目が『白鳥の湖』であることです。これまで『ドン・キホーテの夢』『ねむれる森の美女』などもこのシリーズで上演されてきています。いずれもコンパクトにまとまっていてとてもクオリティが高いパフォーマンスを繰り広げてきました。

『白鳥の湖』も毎回大人気です。初めてバレエを見る、それも『白鳥の湖』を。バレエといえばやはり『白鳥の湖』です。聞いたことのある特徴的で美しいメロディがたくさん出てきます。白鳥と黒鳥が出てくる、人間のお姫様が悪魔ロットバルトの呪いで白鳥に姿を変えられてしまっている、このくらいの知識はあることでしょう。それだけ知っていれば解説がつきますので十分、楽しめます。

バレエならではの美しい舞台を鑑賞して楽しい夏の思い出を作ってください。

Photo by Koujiro Yoshikawa


公演情報
8月7日(金)15:00 開演
8月8日(土)11:30、15:00 開演
8月9日(日)11:30、15:00 開演
会場:めぐろパーシモンホール 大ホール
チケット料金:7,000円〜5,000円 ※4歳以上入場可
詳しくは:東京バレエ団

エディター・ライター 出版社勤務を経てフリーランスのエディター、ライターとして活動中。 クラシック音楽、バレエ、ダンスを得意ジャンルとする。

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