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クリスマスシーズンの定番『くるみ割り人形』のストーリーや見どころを解説!2022年〜2023年の舞台も紹介

目次

5. バレエ『くるみ割り人形』の見どころ【第1幕】

多くのバレエファンに愛される『くるみ割り人形』には、数々の見どころがあります。

まずは、第1幕の見どころから紹介します。

5-1.
子供心を思い出す!楽しいクリスマスパーティー

『くるみ割り人形』は、クリスマスパーティーのシーンから始まります。

演出により多少異なりますが、招待客が踊ったり、ドロッセルマイヤーによる手品があったりと楽しいシーンが満載です。

ドロッセルマイヤーが持ってきたコロンビーヌ人形、ハレーキン人形が踊るシーンは、人形らしくカクカクと動くダンサーの踊りに、子どもから大人まで釘付けになるでしょう。

5-2.
ツリーがどんどん大きくなる!心躍る演出

クリスマスパーティーが終わり、皆が寝静まった真夜中、クララはくるみ割り人形の様子を見にリビングへとやってきます。12時の鐘が鳴った途端、クリスマスツリーがぐんぐん大きくなります。

この演出は、クララが不思議な世界へと誘われている様子を表しているのですが、厳密には「クリスマスツリー(や周辺の家具など)が大きくなることを表す」パターンと「クララ自身が小さくなり、くるみ割り人形と同じ大きさになったことを表す」パターンの2種類があります。

いずれにしても『くるみ割り人形』のファンタジックさを強調する代表的な演出です。

5-3.
迫力満点!くるみ割り人形とネズミのバトルシーン

くるみ割り人形率いる「兵隊たち」とネズミの王様率いる「ネズミ軍団」の戦いは迫力満点です。

男性ダンサーがアクロバティックに踊ることが多く、緊迫感のある音楽もあいまって非常に盛り上がります。

5-4.
クララと王子のパ・ド・ドゥ

くるみ割り人形の危機を救ったクララは、王子に変身したくるみ割り人形と踊ります。美しく、幸福感あふれるメロディーとフレッシュな踊りが魅力のシーンです。

クララと金平糖の精が別のダンサーの場合、クララ役のダンサーがパ・ド・ドゥを踊るのは基本的にこのシーンだけ。クララ役のダンサーの見せ所でもあります。

5-5.
美しいフォーメーションも魅力!雪の国

雪の国は、第1幕の最後に繰り広げられるシーンです。

徐々にダンサーの数が増えていく様子は、まるでチラチラ降る雪から吹雪へと変わっていくような印象を受けます。

演出により異なりますが、通常コール・ド(群舞)のダンサーが大勢いることが多く、美しいフォーメーションを楽しめるのも雪の国のシーンの特徴です。

次のページ:バレエ『くるみ割り人形』第2幕の見どころ

バレエ歴21年・とあるバレエ教室の現役生徒のまいです! 大好きなバレエの魅力や作品についてご紹介していきます♩

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