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最後のロマンティック・バレエ『コッペリア』について解説|23年2月に新国立劇場バレエ団が上演予定

目次

9.『コッペリア』関連

『コッペリア』と同じく人形を題材にしたバレエ作品やコッペリアをモチーフにしたパン屋など『コッペリア』に関連のあるものを紹介します。

9.1 人形を題材にしたバレエ作品

バレエには『コッペリア』以外にも人形を題材にした作品があります。

『コッペリア』と同じように、人形がまるで人間のように動き出します。

人間の理想を結集して作った人形が、人間のように動くことは誰もが夢に描くことなのかもしれません。

9.1-1 『人形の精』(フェアリードール)

『人形の精』は1888年に初演された作品で、真夜中の人形店で世界各国の人形が踊り出すというストーリーです。

主役は、ピンクのかわいらしい衣装を着た「人形の精」。人形の精のバリエーションは近年コンクールでも人気を集めています。

▼『人形の精』よりフェアリードールのVa

9.1-2 『くるみ割り人形』

『くるみ割り人形』(1892年初演)は、少女クララがクリスマスプレゼントにもらった「くるみ割り人形」とともに冒険をするストーリーです。

チャイコフスキー三大バレエの1つであり、クリスマスシーズンには世界中のバレエ団が上演する人気の演目となっています。

関連記事:クリスマスシーズンの定番『くるみ割り人形』のストーリーや見どころを解説!2022年〜2023年の舞台も紹介

9.1-3 『ペトルーシュカ』

『ペトルーシュカ』(1911年初演)は、バレエ・リュスの振付家ミハイル・フォーキンがストラヴィンスキーの音楽に振り付けた作品です。

ペトルーシュカ、バレリーナ、ムーア人形の3体の人形が繰り広げる三角関係を描いています。

▼『ペトルーシュカ』

関連記事:20世紀の奇跡のバレエ団「バレエ・リュス」とは?バレエ・リュスの歴史や創設者ディアギレフについて解説

9.2 福岡のローカルフードとして有名なパン屋「コッペリア」


福岡県筑紫野市にあるパン屋「コッペリア」は、まさにバレエ『コッペリア』が由来です。

パン屋「コッペリア」は、学校給食や売店でパンを販売しており、福岡県内での知名度は抜群。

人形コッペリアのロゴが入ったトラックで福岡県内にパンを届けています。

9.3 オペラ『ホフマン物語』

オッフェンバック作曲のオペラ『ホフマン物語』は、E.T.A.ホフマンの3つの物語をもとに作られています。

そのうちの1つがバレエ『コッペリア』の原作『砂男』です。

『ホフマン物語』の主人公は、E.T.A.ホフマン。ホフマンがさまざまな女性と恋に落ちるものの破綻する様子が描かれており、ホフマンの恋の相手として『砂男』に登場する自動人形オランピアが登場します。

新国立劇場が2023年3月にオペラ『ホフマン物語』を上演予定です。

▼公演日程と予定キャスト

詳しくは:新国立劇場


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バレエ歴21年・とあるバレエ教室の現役生徒のまいです! 大好きなバレエの魅力や作品についてご紹介していきます♩

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