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知られてない事実!ドビュッシー/印象派〜クラシック作曲家ドビュッシーは、印象派画家のモネや葛飾北斎の影響により、偉大なレガシーを作った

5.こんなところで、ドビュッシーの曲は使われています

『亜麻色の髪の乙女』

ソフトバンクのCMに使われた『亜麻色の髪の乙女』。通して聴いていただくと、曲の一部を、みなさん、耳にしたことがあると思います。

『月の光』

この曲はドビュッシー作品の中でも最も多く使用されているのではないでしょうか。

香川照之、小泉今日子、役所広司等が出演し、2008年に公開された邦画『トウキョウソナタ』のエンディングで男の子役の井之脇海が、ドビュッシーの『月の光』をピアノ独奏します。

2017年には、アイドルグループ乃木坂46によるシングル『逃げ水』でサビの前に『月の光』のフレーズが挿入され、SNSでも話題となりました。

また、クラシック音楽とアニメの融合で有名なディズニー映画『ファンタジア』(1940)には、本来『月の光』のシーンがありました。カットされ、未公開となってしまったシーンですが、DVDには特典映像として収録されています。

『牧神の午後への前奏曲』

『ファンタジア』発表から36年後、イタリアのアニメ映画『ネオ・ファンタジア』(1976)が登場します。この映画は『ファンタジア』を模した作品で、1曲目の主題はドビュッシー『牧神の午後への前奏曲』です。

『牧神の午後(半獣神の午後)』の詩世界が描かれた作品になっています。

演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン。日本では1980年に公開され、パンフレットには手塚治虫がコメントを寄せています。

6. まとめ

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

いかがでしたか、フランス革命以後の激変の時代である19世紀末に、芸術が互いに影響を受けて、偉大なレガシーとなったことを知っていただけたことでしょう。

そして、葛飾北斎の浮世絵などが、フランスの芸術に大きな影響を与えたことを誇りに思えますね。

食事会やお酒の席でドビュッシーが流れたら、ぜひこの話題で注目されてください。

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