森絵都『子供は眠る ロベルト・シューマン〈子供の情景〉より』~小説を彩るクラシック#25

森 絵都『子供は眠る ロベルト・シューマン〈子供の情景より〉』

1968年に東京で生まれた森絵都は、早稲田大学を卒業後、講談社児童文学新人賞を受賞した『リズム』で作家デビュー(同作品は椋鳩十児童文学賞も受賞)します。
代表作は産経児童出版文化賞を受賞した『カラフル』や、直木賞を受賞した『風に舞い上がるビニールシート』など。
児童文学や、絵本、アニメーションのシナリオ執筆など幅広い表現活動があり、現在は日本ペンクラブ常務理事を務めながら、第一線で活躍を続ける人気作家です。

『子供は眠る』

1996年に講談社から発表された『アーモンド入りチョコレートのワルツ』にはクラシック音楽をテーマに3つの短編が収録されています。

巻頭を飾るのは『子供は眠る ロベルト・シューマン〈子供の情景〉より』
子供の情景より、とあるように主題となっているのはシューマンの有名ピアノ曲集です。

短編集『アーモンド入りチョコレートのワルツ』のほかの作品はこちら
森 絵都『彼女のアリア』
森 絵都『アーモンド入りチョコレートのワルツ』

1982年、福島県生まれ。音楽、文学ライター。 十代から音楽活動を始め、クラシック、ジャズ、ロックを愛聴する。 杉並区在住。東京ヤクルトスワローズが好き。

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